更年期障害 後編 [更年期障害]

更年期障害の大きな原因は、エストロゲンの減少です。
エストロゲンの分泌が減少しているのに、身体は以前のようにエストロゲンが出るように命令を出します。
その命令が、ホルモンのバランスを崩してしまい、自律神経を狂わせてしまいます。
結果、様々な不快な症状を引き起こさせます。

更年期障害には、性格もかかわってきます。
PMS(月経前症候群)などと同じで、悩みやすい性格や真面目な性格のほうが、その症状が強いと言われています。
日頃から悩み過ぎてしまう性格の方の場合、少しの症状を思い悩むことから精神的に悪化させることもあります。
しかし、実際に身体的な変化はあることは確かであり、ほとんどの女性が何らかの違和感を感じているのだそうです。

更年期障害以外にも、更年期の時期に気をつけたいのは、骨密度が低下することです。
骨粗鬆症というのは、カルシウム不足が要因ではありますが、更年期に起こる骨粗鬆症というのは、女性ホルモンであるエストロゲンも大きく関わっているそうです。
年齢を重ねるうちに、女性に骨粗鬆症が出やすくなるのは、そこに原因があるのでしょう。

骨粗鬆症や更年期障害など、女性ホルモンによる身体の変化は、女性の疾患の原因となります。
その他にも、女性ホルモンの減少により高脂血症を発症することがあります。
メタボリックシンドロームのひとつでもある高脂血症は、脳梗塞などの原因となります。
脳梗塞は、生命を落とす可能性のある病気ですので、何としても発症しないでおきたいものです。

加齢やホルモンの変化によって、何らかの違和感や衰えを感じていきます。
また、大きな疾患が発症する確率も高くなってしまいます。
健康な毎日を送るためにも、毎日の食生活や、ストレスを溜めないこと、適度な運動や定期的な検診など、できることは行なっていきたいものですね。
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